2012年10月30日火曜日

閉め切りました


11月2日3日のセミナーは
受付を締め切らせていただきました。

会場開場は赤坂日枝神社の向かい 
山王下交差点からすぐの建物です。

東京都港区赤坂2丁目5−1 東邦ビル6F

開場2日: 9:50AM (セミナーは10:30から)
3日: 9:30AM (セミナーは10時から)
準備ができるまで部屋には入らずお待ちください。

Shizuko

2012年10月23日火曜日

締め切り間近

11月2日と3日のセミナー
お申し込みは準備のため28日(日)で
閉め切らせていただきます。
ご協力よろしくお願い致します。

http://ws.formzu.net/fgen/S83326681/

Shizuko

Synergy シナジー③ by Dr.Sankaran


Synergy
The Triangle of Symptoms, System and Genius

シナジー(相乗効果)
症状, システム, ジ-ニアスのトライアングル
by  Dr. Rajan Sankaran 

Part 3/3 

 

関節リマチと片頭痛のケース

患者は37歳の女性。初診は2011年の9月で、首手首腰と手を含む複数の関節で痛みあり。すべての関節で重さと硬さを感じている。手首の尺骨変位、指のスワンネックとボタン穴変形あり。首と背中の動きに制限があり、有痛性歩行。関節と顔に腫れ


座った姿勢から立ち上がると痛みは悪化、書く、しゃがむ姿勢, 濡れると悪化する。継続的な動き、温湿布で好転朝にこわばりがある


通常 左側に片頭痛。仕事に関する不安や睡眠不足によってもたらされる。騒音、話すこと太陽、強い臭いから悪化する彼女は眠たく気だるく感じて暗闇の中で静かに横になりたいと望んでいる


その他:胸やけと食後に腹部の圧迫感両足にたこ、PMSと軽度の月経困難症と不規則な月経便秘そして酸っぱい食物からの血管性浮腫


彼女の病気は1992年に始まった。その頃父親が急に仕事を失い、一家は収入源を失った。患者はその後就職した経済的な問題と、家族の将来について大きな不安を持っていた。父親は多額のローンを組む必要があり、患者はその返済方法について非常に心配した父親を責める人々のことを想像し人々が公然と父親を批判するだろと想像し心配した親戚からの援助がないことで患者は非常に傷ついてこのために親戚と話したがらなかった


彼女を祝福するコブラの夢をみた。今ではすべてがまくいくという感じを彼女に残す夢であった。また死んだ親戚彼女の兄弟両親の夢をみたこれについて話しているとき彼女は急に涙ぐみ家族の一員が死ぬという考えに耐えることができないと言って泣き始めたそれはどのよなものかと尋ねると彼女の世話をする人は誰もいなくなり 一人ぼっちになるであろと言い、そのため自分は家族より先に死ぬべきだ、と言った。


就いた仕事は永久的なものではないため仕事について非常に心配していて安定する必要を感じていた。

患者は誰であっても嘘をつくと怒ると言。怒るとき泣きそうに感じて、手のひらは湿って 身体全体が熱く感じ、体と声が軽度に震え 動悸がする。泣くと気分が良くなる上司の叱責に非常に敏感で、叱責されるとトイレで一人で泣く非常に敏感ですべてが彼女に影響すると感じている


悪いニュースがどのように影響するか尋ねると震え、汗をかいて、体の中が熱いと感じ、しばらく話すことができず落ち着かなくなって窒息感を感じると言った祖母の死の知らせを聞いたとき、そうなったことがあるまた、妹の恋愛結婚で影響を受けており、結婚の証人として来るように警察署から電話がきて驚いたという。震えとともに衝撃と怒りを感じて警察署へ行くべきかどか混乱した。


試験を受けたり人前で話す必要があるとき、彼女は勇気が全然ないように感じ、動悸がして震え四肢が冷たくなって、手のひらには汗をかき、頻繁に排尿したくなり、呼吸数は増加した。

 


コメント


患者のRA彼女の父親の財政問題から始まった。そこでの気持ちは人々が彼女の父親に対して厳しいことを言かもしれない、もしそうなったら彼女は耐えることができないだろというものだ。たくさんのことに対し敏感で耐えることができない、この感じ方は植物界のレメディーを示唆している。感受性が肉体的症状に反映し、たとえば泣いたり、震え動悸発汗などに反映しているのがわかる。彼女の主な反応は恐怖とショックで怒りではない様々な状況で 同じ混乱が この強い特徴的身体的反応を伴ってみられる。 そこでの気持ちは そのよな状況を避ける必要があるというものだ。Loganiaceaeファミリーの主なセンセーションは破滅失望粉々になったりバラバラに引き裂かれる、というもので、最も多いのは悲しみや悪いニュースによるものだ。麻痺し、ボーッとしてさらにはしびれなどが受動的な反応だ彼女は混乱して、最初は泣いたり話すことができない。 ボーッとし、これは一時的な一種の麻痺である主な対処方法は回避で悪いことは起こってはいけないとい気持ちで、ずっと予期不安がある。このファミリーの淋病マヤズムのレメディーであるGelsemiumが示唆される。

 

 

 

Gelsemium LM6を投与した。彼女はレベル3である。感情が優位であり、また感情と身体症状に強い相関関係がある。病気は20年に渡って進行しており、 5万倍希釈のポテンシー(LM)を示唆している。


フォローアップ

患者は最近9ヶ月間で徐々に そして確実に改善してきている 201110月には全体的に20%よくなったと言い、より肯定的な思考になった。ストレスに対する反応は同じだったが強さの程度が低くなっている。片頭痛の頻度と持続時間は減少動きがよくなり歩くのが速くなった

201112全体の3540改善したのこと。あまりストレスを感じなくなり、反応性も低くなった。消化も改善。


1
月には仕事でもうストレスを感じないと言い、上司の悪い態度も無視することができると話した。「人前で話すときの自信が増加した以前の自分は震えていた。」エネルギーレベルも向上彼女は痛みのレベルは45%良くなったと推定。

20126患者は時折片頭痛がある、が 頻度はずっと少ない。また痛みの強さは半分になった。痛みで彼女は "大変な重さ"を感じている


彼女の動きはずっと速くなり "ずっと自由"になった。 まだ握力が弱く、重いものは運ぶことができない治療を開始する前は歩くと極度の疲労を感じていたがそれが今では良くなった。腰の痛みも良くなった。

 

「自信が増している。以前は私が正しかったとしても答えることができなかったではとてもリラックスしているし自信がある。仕事が今後どうなるか決定が延期されたので気持ちがはりつめている。とても悲しかった。気が張っていると、私の身体は穏やかでない。耳から熱風が入ってくる、怒りをコントロールすることができず、手のひらと足の裏に汗をかくしはっきりと話すことができないこの問題は今はずっとよくなって、50%以上良くなっている。気分も前より良い私はたくさん話す、他人の悪い態度には耐えられない心はとても軽く感じ、今は負担を感じない。 以前は家族の緊張が私を暗い気持ちにさせた」 患者は身体の調子は45%改善したと報告している。

評価患者はこのレメディーで継続的に改善している。GelsemiumLM6をリピートした。

 

 一つ目のケースではSynergy シナジー②)では、病気は最近始まったもので治療は完了間近です二番目のケースでは(Synergy シナジー③)患者は二十年 関節リマチに苦しんで長年にわたる病理学的変化があり、それが逆戻りすることは医学の奇跡と見なされるものです。しかしホメオパシーによって、患者は着実に改善してきており、顕著に変形が減少し、そして動きにおける自由度が大幅に増しています。さらに彼女のセンセーションが非常に減少していることがわかります試練に直面する自信を持っているし敏感さや反応性も前ほどではありません。 センセーションが薄まっているのを確認したことでレメディーがうまく選ばれていると自信が持てますしさらに癒しは続いていくと確信できます


センセーション·アプローチによって しばしばとても深い癒しをもたらす事ができます。患者のコアな経験によって導かれてシミリマムを見つけるからです。しかし深い良い結果をもたらしていても、全ての患者が この深いレベルへいけるわけではく、すべての患者のタイプで一貫性のある結果は出せていませんでした。センセーション・アプローチを使うホメオパスは、このアプローチがテーマの特徴を扱うために、たくさんの誤った解釈をする可能性があったのです。


私の臨床ではGenius (ジーニアス:特徴, エッセンス)症状とシステムのトライアングルを用いることで、結果がとても深くなるだけでなく、非常に一貫した処方へと導かれました。これにより私は最強かつ最も確実な臨床成果を上げていますこれは私の臨床における完全なる基盤、岩盤のごとく確固たる基盤です 

 

ホメオパシーの臨床における 最高の成功レシピとして あなたとそれを共有します。このアプローチを一層理解するために私の著書を読んでください。 

"The Synergy in Homoeopathy” 

Homeopathic medical Publisherから出版されています。www.rajansankaran.com


 

2012年10月14日日曜日

椅子オンリー席

11月2日のテーブル席は満席で
椅子だけ追加で6席用意しました。

現在 この椅子オンリーのお席が残席 4です。

3日は残席  2、椅子オンリーが残6です。

お申し込みいただいた順番に対応しているため、
タイミングによっては すでに満席の可能性があります。
ご了承ください。

gmailを使用してご連絡しますので
迷惑フォルダーに落ちていないかご確認下さい。
お手数ですがよろしくお願いいたします。

永沢

2012年10月10日水曜日

Synergy シナジー② by Dr. サンカラン

Synergy
The Triangle of Symptoms, System and Genius

シナジー(相乗効果)
症状, システム, ジーニアスのトライアングル
by  Dr. Rajan Sankaran 

Part 2/3 


反応性関節炎のケース

患者は25歳の男性医師、初診は20117月。 RAの軽度陽性複数の関節の痛みがあり、歩行困難。 2年前に雨の中終日トレッキングをした後 発熱と体の痛みがおこり, ここから始まった鎮痛剤で治療され楽になった。一週間後別のトレッキング遠征の後、発熱と激しい悪寒で再び病気になった。 解熱剤で治療され6日後に良くなったと感じた。 しかし7日目、歩行中 右膝を捻挫しそれは腫れて非常に痛くなったここから数日内に、毎晩 午後6:00または午後7:00頃に弱さを伴う発熱が再発した。  その後反応性関節炎と診断されサルファ剤で治療された。 そのとき改善はあったが6ヶ月後再び発熱し 左足首から始まった関節の痛みと腫れを伴っていた。その後 左膝、右手首、左手首に症状を呈し、腰の痛みへと続いた。

腫れは運動で悪化し、手足をだらっとぶら下げると悪化、継続する動きで好転横になると好転した痛みのために落ち着きがなく、ベッドの中では寝返りをうって落ち着かず、よく眠れなかった。

夜の発熱の間に悪寒がした。腹部と足の裏には熱のセンセーションがあった。足の裏から熱い蒸気が漏れていたかのよな感じがあった体全体に、ひどく弱さ震えを経験していて、全体的に重度の身体の痛みがあった。患者は仰向けに横たわり非常に静かにしていたい 騒音でイライラし、ちょっとした音でもイライラした。食欲はあまりなく、主に暖かい飲物を欲した

自然の中でトレッキングすることが好きである。貧しい村人を助けるために診療所を設置したいと考えている。裕福な人々は利己的で、貧しい人々を助けるために骨を折ることはほとんどないと感じているジャングルに行き部族の人々が現地で入手できるハーブを使用できるよに指導したいと考えている。彼はそのよな仕事をすれば、心は緊張せずに自由で気軽になりとても幸せだろと話した。 また研究センターを設置して古代アーユルヴェーダの文学を勉強したいと思っている彼は新しいものを探索し、何か新しくて世界で良いことをしたい

彼は独立して働くことが好きだ。他の誰かの下で働くことは制約制限だと感じる。なぜなら自分のほうがよくわかっていたとしても、その人が指示したことをしなければならないからだ。このような状況では仕事に興味を失だろと思っている。これと反対の状況について尋ねたところ、彼は「興奮」と言い、圧力なしに自由に働き自由に仕事を楽しむ、と言った。

甘いものと果物が好き病気が始まって以来食欲はあまりない。空腹感はあるが、少量食べると吐き気を起こす。寒い気候を好む。手の平と足の裏におびただしく汗をかき(液滴)繰り返し拭わねばならないのでイライラする。


コメント 

トレッキングしたときに患者の問題は始まりました。このトレッキングは面白いです、なぜ彼はそれをするのでしょう? 薬用植物の使用をジャングルで部族人に教えて働くためです。研究センターを創ってアーユルヴェーダ文学を勉強したいと考えてもいて、いつも新しくて創造的な何かをしたがっています。彼は計画やアイデアを夢見て考え続けています。他の人よりも良く知っているので誰かの下で働くことは制限だと感じています "私はあなたよりも知っている"Sulphurです。 しかし私の全アイデアにもかかわらず誰か他の人の下で仕事をしなければならない" これは仕事で妨害されているという感じでありChinaです。「妨害される」はマラリアマヤズムで 多くの創造的な計画やアイデア、たくさんの興奮、これはRubiaceaeアカネ科です China-sulph "私は他の人よりも知っているにもかかわらず私の創造的なアイデアにおいて妨害される"がテーマです。

 

  


                           症状                  システム

China sulph
Mind計画多くの
食品への一般的嫌悪、空腹を伴う
炎症関節リマチ
China
フルーツを欲する

 過敏、ノイズに敏感
不幸な感じるsulph
理論化sulph
Sulphur
暖かさで悪化
温かい飲み物欲する
足の裏
エゴティズム

植物 感受性と反応性
Rubiaceaアカネ科
たくさんのアイデアと計画
多くの欲望
空想
過剰な刺激
マラリア マヤズム
迫害され不運な感じ
妨害された感じ
断続的なペース
周期表: 第三列
アイデンティティ;自我
選択
Sulphur
エゴティズム
私はあなたよりも知っている



処方China sulph 30C

フォローアップ 

810日 こわばり痛み、弱さにいくらかの改善あり。レメディーはリピートされた


10
10日 よく眠れて仕事におけるスタミナが向上している。背面の痛みがけっこうある。とても容易に冷えて震える。空調の効いた部屋で座ることはできない。人差し指と中指のスワンネック変形に改善あり鎮痛剤は半分に減気分やエネルギーレベルは60%向上腫れと痛みが大幅に削減はるかに容易に階段を登ることができる食欲改善。「今は自分は回復できるんだと感じます」。レメディーはリピートされた。


11
11日 「以前よりもはるかに良くなった。」全体として6070%改善。新鮮かつ精神的緊張のない自由な感じこわばりと腫れはかなり低減しかし鎮痛剤をさらに減らすことができなかったまだ腰の痛みに苦しんでいる彼の人生と彼の計画に対する情熱を取り戻し、友達を訪問しては話すようになった。7月以来体重は44キロから48キロに増加。レメディーはリピート。


12
月と1月まで毎月レメディーが再投与され、改善が続いた


2
月には全体的に5080改善したが、再び関節の痛み弱い感じや食欲不振を経験していた抜け毛と発汗の増加があるChina sulph 200Cが投与された


3
28 全体的に70パーセント良くなったと感じる痛みははるかに良くなった。新鮮な感じがするし良いエネルギーを感じる。身体運動の後と階段を登る時以外には痛みがない。弱さはかなり低減されよく眠っている


6
16日 200C以来良くなったと感じている。現在の主な問題は腰痛。「私は良くなった。今、気持ちも緊張していないし新鮮に感じる。日常の仕事があって朝から晩まで勤め先の病院に通っている一日中働いて、一日の終わりには腰痛がある。 ほんの少し関節の腫れと変形がある。この一ヶ月の間まれに鎮痛剤を服用した。23ヶ月前にサルファ剤を中止し7ヶ月前にドキシサイクリンを中止した 「でも私の症状はひどくなっていません。日々減少しています」


 
第二のケースへ つづく